秋田県立博物館

Akita Prefectural Museum  



菅江真澄資料センター 第80回企画コーナー展



湯沢・雄勝を記録する


令和元年10月19日(土)~12月8日(日)

 かつての秋田六郡のうち、最も南に位置する雄勝郡は積雪の多い地域です。菅江真澄にとってその印象は強く、地誌の命名に際しても、平鹿郡とともに「雪の出羽路(いでわじ)」と名付けました。
 真澄が初めて秋田藩領に入ったのは、雪の季節の雄勝郡(現在の羽後町田茂ノ沢)からでした。また、本格的な地誌編纂に先立って、雄勝郡の地誌を私的に編纂するなど、真澄の秋田での著作は雄勝郡から始まっています。真澄の著作の成り立ちを考える上でも、雄勝郡に関する記録をまとめてみる意義があるように考えます。
 藩政時代の雄勝郡は、ほとんどが現在の湯沢市及び雄勝郡に該当しますが、わずかに横手市の一部も含みます。この地域における真澄の記録について、本展では、地誌、地誌における日記、初期の日記、随筆、勝地臨毫雄勝郡(しょうちりんごうおがちぐん)のそれぞれの記録ごとに紹介します。特に地誌については、未完成なだけに真澄の著作の中でもあまり馴染みのないものとなっていますが、同地域に住んでいる方も含めて、興味を持っていただければ幸いです。

(展示構成・展示資料)
   1 地誌での記録
        図書館本写本四冊【館蔵】、秋田叢書第三巻(刊行本)
        雪の出羽路雄勝郡小野の七里【羽後町歴史民俗資料館・寄託資料】
        高階貞房宛書簡(10)【館蔵】
   2 地誌に含まれた日記の記録
        秋田叢書別集第四巻(刊行本)、駒形山歌集【館蔵遺墨資料】  
   3 初期日記での記録

        秋田のかりね、秋田のかりね(異文)
        小野のふるさと【大館市立栗盛記念図書館蔵(県指定有形文化財)】
   4 随筆での記録
        久保田の落ち穂【館蔵】
   5 勝地臨毫での記録
        勝地臨毫雄勝郡一~七【館蔵】

雄勝郡一 雄勝郡二
東鳥海山の山頂  三輪神社
   
雄勝郡三 雄勝郡四
 三輪神社宝物 小安峡大噴湯



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