秋田県立博物館

Akita Prefectural Museum  



菅江真澄資料センター 企画コーナー展



真澄、八郎潟周辺を歩く


令和2年3月14日(土)~令和2年5月17日(日)

 「この中秋の名月を、八竜の湖(八郎潟とこの国の人は言っている)に行って眺めたいと思い、(文化元年・1804)八月十四日の今日、久保田から出立する。」
 これは真澄の日記『男鹿の秋風』の冒頭文の意訳である。真澄が心惹かれた八郎潟は、琵琶湖に続き、かつて日本第2位の広さを誇り、日本海ともつながる汽水湖であった。果てしなく広がる湖面、そして湖岸に連なる美しい山々の情景は、県内でも有数の景勝地として知られ、また「水一升に魚七合」といわれるほど魚が捕れた豊かな湖でもあった。当然、周辺に暮らす人々の生活の中心には八郎潟があった。しかし、それは必ずしも、詩情溢れる風景に囲まれ、豊富な資源に恵まれた豊かな生活というわけではなかった。厳しい自然とともに生きる人々がそこに暮らしていた。真澄は八郎潟周辺を幾度となく歩き、その地に根付く文化、習俗、信仰、そして人々の暮らしぶりを記録している。

 本展示では真澄の視点を通して、八郎潟周辺の様子やそこに暮らす人々の生活、文化、習俗、信仰などについて紹介します。


男鹿の春風 男鹿の秋風
男鹿の春風  男鹿の秋風
 
ひなの遊び 氷魚の村君
ひなの遊び 氷魚の村君



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