秋田県立博物館

Akita Prefectural Museum  


ふるさとまつり広場



       
鹿島船 5月22日(金)~6月23日(火)
鹿島様は、茨城県の鹿島神宮にまつられる神様です。県内での鹿島信仰は、江戸時代に佐竹氏が常陸から移封された際にもたらされました。
秋田県内では、カシマ様と称するワラ人形を川に流したり、村境に立てたりする行事が、田植え前後から6月頃にかけて行われます。
秋田県内で盛んに行われている鹿島流しは、集落に入ってくる悪いものをはらうことを目的とする行事ですが、豊作祈願や船舶の安全祈願など、多様な意味もこめられています。
 
   
涼を求めて 7月3日(金)~8月21日(金)
 うちわ 昔から日本では、四季の移り変わりに合わせて生活環境を変えて暮らしてきました。「春夏秋冬」の四季、二十四節気(夏は、立夏、夏至、小暑、大暑)などの季節を表す言葉を用いながら日々の生活を過ごしていました。季節ごとに衣類、食べ物を替え、夏は暑さを凌ぐための道具、虫を防ぐ道具等を使ってきました。
夏の涼を求める方法として、心地よい風にあたる、日光を避ける、通気性の良いものを使用する、そして冷えた物を飲食することでした。そのために、様々な道具を使用して、涼を求める工夫をしていました。
 うちわ  
 氷かんな  ガラス製ハエとり器
氷かんな  ガラス製ハエとり器
   
ショウキサマ 10月2日(金)~11月17日(火)
ショウキサマ  東日本から東北地方にかけて、集落の境に大きな人形を立てる風習があります。この人形は集落に病気や災いが入ってこないように守ってくれる神様で、秋田県内では「カシマサマ(鹿島様)」や「ショウキサマ(鍾馗様)」「ニオウサマ(仁王様)」など、さまざまな名称がつけられています。
能代市二ツ井町小掛では、集落の入り口二ヶ所に男女一体ずつのショウキサマを祀ります。それぞれ杉の葉で身体を覆い、腰に大小の刀、腰蓑をつけています。男女の違いは木製の性器で区別されますが、男性神のほうは特に煙管をくわえています。 
   
   
正月儀礼 12月4日(金)~1月13日(金)
 恵比寿 大黒面 八橋人形 正月は一年のはじまりであり、その年が良い年で家族がつつがなく暮らせるよう願う行事が数多く行われる月でもあります。正月は大正月と小正月に分けられ、元旦を中心とする大正月には新しい年の神様を迎えるための行事が、1月15日を中心とする小正月には、五穀豊穣や子孫繁栄を願う行事が行われます。
以前は1月15日が祝日であったため、小正月行事の多くはこの日に行われていましたが、平成10年に制定されたハッピーマンデー制度によって成人の日を1月第2月曜日としたため、1月15日が祝日とは限らなくなってしまいました。このため小正月行事は1月や2月の休日や祝日に分散されて行われるようになり、現在では本来の小正月の時期やその意味が曖昧になりつつあります。
 恵比寿・大黒面(八橋人形)  
 七福神 中山人形  十二支土鈴 中山人形
七福神(中山人形)  十二支土鈴(中山人形)
   
   
ひな人形・押し絵 2月19日(金)~4月6日(火)
 押絵雛 もともとは、旧暦3月の最初の巳の日(のちに3日)、宮中で自分の穢れを人形(ひとがた)にうつして川へ流す行事が行われていました。平安時代には、調度品などをそろえた人形を飾る「ひいな遊び」が貴族の間で行われるようになり、この「ひいな遊び」と穢れをはらう儀礼とが習合して、ひなまつりとなったと考えられています。
現在のように、ひな人形を飾る風習が伝わったのは江戸時代に入ってからといわれています。3月3日のひなまつりには土地によってさまざまな行事が伝えられており、人形のかたちも、押絵や土人形などから、紙で作られたものまで、その土地に根ざしたひな人形が作られてきました。現在では内裏雛と雛道具を飾る家がほとんどですが、このような人形が全国どこでも見られるようになったのは、高度成長期以降と思われます。
 押絵雛  
 中山人形  八橋人形
中山人形  八橋人形
   
   


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