江戸時代、農業に携わる人々にとっての最大の関心は、作物の出来を左右する天候にありました。特に雨、しかも農作業に必要なタイミングで雨が降るかどうかは、まさに死活問題でした。そのため、人々は雨が降らない時には、降雨を願う「雨乞」を行いました。真澄は各地で行われた多種多様な雨乞習俗について記録しています。
本展では、真澄が記録していた雨乞習俗に焦点を当てて紹介します。雨乞習俗というフィルターを通して、当時の人々の生活や思いについて考える機会になれば幸いです。
【ミュージアムトーク:展示解説】
担当学芸職員が展示資料の解説を行います。
日時:12/5(日) 11:30~12:00
事前申込や受付等は行いません。開始時刻までに会場へお越しください。
会場:秋田県立博物館1階 菅江真澄資料センター
定員:10名
参加料:無料
諸注意:①状況によっては中止となる場合がございます。
事前に秋田県立博物館へお問い合わせください。
②発熱や風邪症状がある場合は、参加をご遠慮願います。
③入館時には、マスクの着用、手指の消毒、検温、連絡先の記入等にご協力ください。
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