展示概要
色と意匠に見る秋田の伝統的な染や織りの魅力と、博物館教室受講者が製作した多様な藍絞り染めの作品をご紹介します。
展示期間
2014年4月26日(土曜日)から2014年6月15日(月曜日)まで
開館時間
9時30分から16時30分まで
休館日
毎週月曜日
月曜日が祝日、休日の場合は次の平日
観覧料金
無料
主な展示資料、展示構成
あきたの染めと織り
着物、反物、きれ類、染色材料、道具類など約100点
- 鹿角紫根染・茜染
- 亀田ぜんまい・白鳥織
- 秋田八丈
- 横手木綿
鹿角紫根染、茜染
落ち着きの中に華やかさを秘めた紫、茜色が特徴的な染め物で、染め液は植物のムラサキやアカネの根からつくります。
亀田ぜんまい、白鳥織
山菜のぜんまいの綿毛を織り込んだぜんまい織や、白鳥の羽毛を織り込んだ白鳥織は、防水や保温に効果がある織物といわれています。
秋田八丈
茶から黄系統の色合いを主とした繊細な格子や縞の意匠が特徴的で、独特の鳶色にはハマナスの根の皮を、黄系統にはカリヤスの仲間やレンゲツツジを用います。
横手木綿
横手縞や横手絣と呼ばれる縞織りや絣織りといった織物、型染めや横手絞と呼ばれる絞り染めの染生地などとして販売されていました。
博物館教室「楽しいしぼり染め」作品展
浴衣類、反物 約120点
当館では、伝統的な絞り染めの技術の保存・伝承や生涯学習の振興をめざして、毎年、絞り染め・藍染めに関する講座「楽しいしぼり染め」を開催しています。このたびの展示では、2012年度から2013年度にかけての活動の成果から受講者が製作した作品をご紹介します。
関連イベント
藍の種プレゼント
開催日:2014年4月26日(土曜日)、2014年4月27日(日曜日)
定員:それぞれ先着50名
場所:企画展示室入口
ハンカチの藍染め体験
開催日:2014年5月17日(土曜日)、2014年5月18日(日曜日)
時間:13時から15時まで
定員:それぞれ定員30名
備考:小学校4年生以下は保護者同伴、ハンカチ代実費(館内売店で取扱いしております)
事前申し込みが必要となります。
電話番号:018-873-4121までお申し込みください。