展示概要
2018年8月に逝去した平野庫太郎の陶芸作品を約20点紹介します。釉薬への徹底したこだわりと練り上げ技法を特徴とするその作品は、コーヒーカップ、湯飲みなど普段使いの器に、華やかで神秘的な雰囲気をつくりあげています。
平野自身が語る「新しい自分に会いたくて、長いこと作陶を続けていた」この言葉に潜む作陶に対する思いを作品を通して感じてもらうために、「辰砂」「釣窯」「天目」の釉薬への強いこだわりと「練り上げ技法」を平野の「四つの仕事」として紹介します。
展示期間
2019年2月13日(水曜日)から2019年3月31日(日曜日)まで
総資料点数(概数)
約20点
展示構成
- 平野デザイン 平野庫太郎のプロフィール
- 四つの仕事1 天目(てんもく)
- 花瓶
- 小鉢
- 四つの仕事2 鈞窯(きんよう)
- 徳利
- 壺
- 四つの仕事3 練り上げ、練り込み
- 練り上げ角皿
- コーヒーカップ
- 湯飲み
- 皿
- 四つの仕事4 辰砂(しんしゃ)
- 壺
- コーヒーカップ
- ティーサーバー
- 限りなく続く土、釉薬への思い
- 作陶メモ
- 蔵書
- 道具一式
主な展示資料
「練上手かたばみ文組皿」、「釉裏紅大皿」