- 受入番号
- 考コ69
- 資料名
- ヒスイ製大珠
- 法量
- 長さ7.0cm 幅6.0cm 厚さ4.0cm
- 時代
- 縄文時代中期
- 出土地
- 秋田県八郎潟町沢田出土
- 材質・技法・形状
- ヒスイ
- 資料解説
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これは縄文(じょうもん)時代にヒスイという宝石で作った大珠(たいしゅ・大きな玉という意味)です。秋田県八郎潟町の沢田遺跡で出土しました。穴にひもを通して首飾りのような装身具として使用したようです。ヒスイの産地は新潟県糸魚川市周辺で、そこから全国にもたらされました。
新潟県糸魚川市を流れる姫川などの流域にヒスイの原石があります。人々は川岸や海岸でヒスイを拾い、穴をあけるなど加工して装身具にしたようです。約6,000年前から加工が行われ、日本各地に伝えられました。