- 受入番号
- AK001
- 資料名
- 人面付環状注口土器
- 文化財指定
- 重要文化財
- 展示の有無
- 有
- 時代
- 縄文時代後期
- コレクション名
- 館蔵
- 出土地
- 秋田県潟上市(旧南秋田郡昭和町)出土
- 材質・技法・形状
- 高さ8.5cm 径15.3cm
- 資料解説
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これはドーナツのように(環状・かんじょう)なっている珍しい形の土器です。液体を注ぐ口がつい ているため「環状注口土器(かんじょうちゅうこうどき)」といいます。土器の表面は黒光りしてい るため、遺跡の近くで産出する天然アスファルトを塗ったのではないかという指摘もあります。
この土器は秋田県潟上市大久保の狐森遺跡(きつねもりいせき)で1843年(天保14)年に出土しました。 環状である形に加えて人の顔がついているところに特徴があります。このような土器は珍しいため 普段使いではなく儀式などで特別な使い方がされていたのかも知れません。
発見以来多くの人々が関心を寄せ、石川理紀之助(1845年~1915年 秋田県出身の農業指導者)や蓑虫山人(1836年~1900年 岐阜県出身の絵師)らがスケッチを残しています。
- 音声解説
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人面付環状注口土器
- 人面付環状注口土器3Dモデル