- 受入番号
- 考収2433-2436
- 資料名
- 大型磨製石斧
- 文化財指定
- 重要文化財
- 展示の有無
- 有
- 法量
-
2435 長さ49.8cm 厚さ4.5cm 重量3.2kg
2433 長さ60.2cm 厚さ4.6cm 重量4.4kg
2436 長さ32.0cm 厚さ4.7cm 重量2.3kg
2434 長さ59.3cm 厚さ2.2cm 重量1.4kg
- 数量
- 4
- 時代
- 縄文時代前期
- 出土地
- 秋田県東成瀬村田子内・上掵(うわはば)遺跡出土
- 材質・技法・形状
- 緑色岩製
- 資料解説
-
これは「石」で作った「斧」(おの・木を切り倒す道具)です。斧の表面が滑らかに磨かれているので「磨製石斧(ませいせきふ)」といいます。秋田県東成瀬村にある上掵遺跡で出土しました。この斧は実際に使うには大きく重たいので、儀式など特別な使い方があったと考えられています。写真左から2番目のものは国内最大の磨製石斧です。
これらの石斧は北海道が産地として知られている緑色岩(アオトラ石)で作られていました。当時の人々は他地域との交流によって、有益な産物を入手していたのです。これらの磨製石斧はその一例です。
- 音声解説
-
大型磨製石斧
- 3Dモデル