- 受入番号
- 歴キ150
- 資料名
- 人力車
- 法量
- 全長 約200.0 高さ約200.0cm
- 年代
- 大正時代
- 材質・技法・形状
- 金属、木、布、ゴム製タイヤ
- 資料解説
-
人力車は乗客を乗せて人の力で引く二輪車です。明治時代に日本人が発明しました。東京で利用が開始されてから数年後には秋田県にも人力車が伝わりました。1885年(明治18年)には秋田県全体で1,700台以上の人力車がありました。
1869年(明治2年)、人力車は西洋の馬車をヒントに東京の和泉要助らによって考案されたと考えられています。はじめは鉄製の車輪を使用していましたが、明治末期になるとゴム製のタイヤが使用されるようになりました。展示している人力車の車輪は大正時代に創業した会社のもので「神戸内外護謨(ゴム)合資会社製品」と記されています。