- 受入番号
- 歴コ12
- 資料名
- 佐竹侯江戸御登之図
- 展示の有無
- 有
- 法量
- 縦19.8cm 横561.8cm
- 数量
- 巻子1巻
- コレクション名
- 茂木久栄家資料
- 差出・作成
- 作者不詳
- 年代
- 明治時代
- 材質・技法・形状
- 紙本着色、表装なし
- 資料解説
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江戸時代の大名(藩主)は、原則として一年おきに江戸に滞在することを義務づけられていました。この制度のことを参勤交代(さんきんこうたい)と呼びます。この絵巻には、参勤交代のために秋田藩の藩主が大勢の家臣たちを引きつれて江戸へ向かう様子が描かれています。
行列中央の駕籠(かご)に乗っている「佐竹御屋形様(さたけおやかたさま)」とは、11代藩主佐竹義睦(よしちか)であると考えられています。従って、この大名行列が江戸時代末期のものであることが分かります。
また行列を先導する足軽(あしがる)は、長柄(ながえ:長い鎗のこと)・弓・鉄砲など使用する武器ごとに編制されており、その様子が大名行列からも読み取れます。
- 音声解説
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佐竹侯江戸御登之図