- 受入番号
- 歴キ264
- 資料名
- 能代市中全図
- 法量
-
縦 67.5cm 横 150.5cm
- 数量
- 1舗
- 差出・作成
- 作者不詳
- 年代
- 江戸時代後期
- 材質・技法・形状
- 紙本着色
- 関係地
- 能代市
- 資料解説
- 能代は桧山安東(ひやまあんどう)氏の支配下で整備された湊町です。江戸時代に入ると、秋田藩のもとで能代から木材移出が本格的に行われるようになり発展を遂げました。絵図は南北方向が逆の向きで描かれていますが、中央に「郷校(ごうこう:藩が設けた学校)」や「砲術所」の記載があることから、江戸時代後期に作成されたものであることが分かります。絵図右の西側(日本海側)には湊に出入りする船を見張った「沖ノ口番所(おきのくちばんしょ)」、移出入品の監視と徴税を行った「出入役所(でいりやくしょ)」が描かれています。