- 受入番号
- 歴コ18
- 資料名
- 出羽国秋田居城絵図(でわのくにあきたきょじょうえず)
- 展示の有無
- 無
- 数量
- 1幅
- コレクション名
- 守屋家資料
- 差出・作成
- 作者不詳
- 年代
- 寛政4年(1792)
- 材質・技法・形状
- 紙本着色、軸装
- 関係地
- 秋田市
- 資料解説
-
秋田藩の本城である久保田城が描かれています。慶長7年(1602)に常陸国(ひたちのくに:茨城県)から出羽国秋田へ国替えとなった佐竹義宣(さたけよしのぶ)は、翌慶長8年から仁別川(にべつがわ:現在の旭川)沿岸の丘陵部に築城を開始し、新たな居城としました。この新たな居城は久保田城と呼ばれました。現在、城跡は千秋(せんしゅう)公園として整備され、秋田市民の憩いの場となっています。
秋田藩の他の城と同様に、久保田城も土塁で構築されています。そのため大雨の影響を受けやすく、土塁が崩れることが何度もありました。この絵図は、崩れた土塁の修築を幕府へ願い出る際に作成・提出されたものの控です。