- 受入番号
- 歴キ257
- 資料名
- 笈(おい)
- 展示の有無
- 無
- 法量
- 高さ71.5㎝
- 数量
- 1挺
- コレクション名
- 賀藤家資料
- 差出・作成
- 作者不詳
- 年代
- 嘉永2年(1849)
- 材質・技法・形状
- 木製
- 資料解説
-
笈とは、身のまわりの道具を入れて背負って運ぶ道具です。
文机と同じく、この笈も秋田藩に仕えた賀藤景琴(かとうけいきん・かげこと)の所用品です。嘉永2年(1849)に江戸でつくられたことが、本体に朱書きされています。
景琴は秋田藩の林政事業にたずさわり、杉の植林などに尽力しました。その一方で文筆家としても知られ、月篷(げっぽう)と号しました。