- 受入番号
- 民コ69
- 資料名
- 中山人形
- 法量
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男雛 高さ14.5㎝ 幅16.5cm
女雛 高さ13.0㎝ 幅15.7cm
- 数量
- 2
- 材質・技法・形状
- 陶土・彩色
- 関係地
- 秋田県横手市中山
- 制作年代
- 昭和時代
- 資料解説
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これは秋田県横手市平鹿町中山で作られた土製の雛(ひな)人形です。子どもの誕生を祝う天神(てんじん)人形と雛人形の他に「雪のこ」「かまくら」「梵天(ぼんでん)」など秋田のくらしや行事を題材に人形が作られました。その数は数百種類にのぼるといわれています。
中山人形の製作は明治時代初期、野田宇吉と樋渡ヨシ(宇吉の息子の嫁)によってはじめられました。現在も樋渡家が人形作りを行っています。
1965年(昭和30年)頃から作られるようになった十二支土鈴は特に人気があり、お正月が近くなると、来年の十二支土鈴作りがニュースになるほどです。