- 受入番号
- 民コ184
- 資料名
- 八橋人形
- 法量
- 高さ21.4㎝ 幅 25.5cm 奥行き15.7cm
- 材質・技法・形状
- 陶土・彩色
- 関係地
- 秋田県秋田市八橋
- 制作年代
- 昭和時代
- 資料解説
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これは秋田市八橋で作られた土人形です。この地域では男の子が生まれると天神人形、女の子が生まれると雛(ひな)人形を買って飾りました。春になると近くの神社で天神さまのお祭りが行われていたので、天神人形は「八橋のおでんつぁん」と言われて親しまれています。
八橋人形は江戸時代(18世紀後半)、京都伏見から来た人形師が鍋子山(なべこやま・今の市立秋田総合病院の近く)で作った土人形がもとになったといわれています。その後、秋田市八橋地区で盛んに人形作りが行われたので、八橋人形と呼ばれるようになりました。人形の種類は500種類ほどあるといわれています。
- 備考
- ※現在は「八橋人形伝承の会」が人形の型の保管と人形の制作をしています。