- 受入番号
- 民コ434
- 資料名
- 鍾馗様
- 法量
- 高さ290.0㎝ 幅180.0cm
- 材質・技法・形状
- 木・藁・杉
- 制作年代
- 昭和時代
- 採集地
- 秋田県美郷町本堂城廻
- 資料解説
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これはワラでつくられた人形です。病気や災いなどが入り込まないように村の境に立てられ、人々を見守っていました。秋田県内では他に「カシマサマ」「ニオウサマ」と呼ばれています。
「ショウキサマ」という名前は唐の玄宗皇帝の病を治した鍾馗(しょうき)に由来します。
このエピソードから病魔を払うため鍾馗の姿を家の門に飾るという風習が生まれ、日本にも伝わったと言われています。