享保雛

受入番号
民キ1317-1  民キ1317-2
資料名
享保雛
展示の有無
資料解説
 江戸時代後期に作られたひな人形です。伏し目がちな目元に面長の穏やかな表情、袖口からの着物の重なりが強調されていること、また女雛の宝冠の飾りや膝に綿を入れて大きく膨らましていることなどから享保雛の特徴を備えています。資料の女雛の袴(男雛側)は、青い布を着けて補修しています。 享保雛は、江戸時代の享保年間(1716~36)頃に流行したひな人形です。県内に残る大型の享保雛は、50㎝を超えるものもあります。