- 受入番号
- 工コ90
- 資料名
- 楢岡焼 大徳利
- 展示の有無
- 無
- 法量
- 高さ41.3㎝ 最大径24.8㎝ 口径12.4㎝
- 材質・技法・形状
- 土・陶器
- 制作年代
- 明治時代
- 作成地
- 秋田県大仙市
- 資料解説
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これは楢岡焼の徳利(とっくり・酒を入れておく容器)です。楢岡焼は文久3(1863)年に秋田県内陸の南楢岡という山村(現在の秋田県大仙市南外)ではじめられたと伝えられている焼き物です。この焼き物の特徴でもある青みがかった釉薬(ゆうやく・陶磁器の表面を覆うガラス質の層)は、その一部が海の生物であるナマコに似ていることから「海鼠釉(なまこゆう)」と呼ばれています。
楢岡焼は現在も生産が続けられている長い歴史を誇る焼き物です。