- 受入番号
- 地コ34-1
- 資料名
- かんらん岩(薄片)
- 展示の有無
- 有
- 法量
- プレパラート(25mm×50mm)
- 数量
- 1
- 採集地
- 北海道様似郡様似町幌満
- 英語名
- Peridotite
- 標本分類
- 岩石薄片
- 地質時代
- 新第三紀に地表に押し上げられた岩体
- 地層名
- 幌満かんらん岩体
- 資料解説
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かんらん岩は地殻のさらに下のマントルを構成する岩石です。大陸プレートどうしの衝突でマントルが押し上げられたり、火山噴火の際にマントルの一部がマグマに取り込まれたりすると、かんらん岩が地上にもたらされます。
この標本は、主にかんらん石(ol)という鉱物が集まってできています。偏光顕微鏡の直交ニコルで観察すると、大変鮮やかに見えます。これはかんらん石が高い屈折率をもつためです。
画像について
オープン: 開放ニコル(岩石薄片を1枚の偏光板を通った光で観察する方法)
クロス : 直交ニコル(岩石薄片を2枚の偏光板の間に置いて観察する方法)
動画 : 直交ニコルの状態で顕微鏡のステージを回転した画像です。鉱物の色が変化し、まるで万華鏡を見ているようです。