- 受入番号
- 地コ34-3
- 資料名
- 玄武岩(薄片)
- 展示の有無
- 有
- 法量
- プレパラート(25mm×50mm)
- 数量
- 1
- 採集地
- 秋田県仙北市 荷葉岳
- 英語名
- Basalt
- 標本分類
- 岩石薄片
- 地質時代
- 第四紀
- 地層名
- 荷葉岳溶岩
- 資料解説
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玄武岩はマグマが地表付近で固まってできた火山岩で、地球の表面をつくる最も基本的な岩石です。かんらん石、輝石、磁鉄鉱などの有色鉱物を多く含み、暗い色を示すことが多く、岩石全体の二酸化珪素の割合は45~52%です。
偏光顕微鏡では、大きな結晶と、そのまわりを埋める小さな鉱物が観察されます。大きな鉱物を斑晶、そのまわりの部分を石基といいます。この標本では斑晶としてかんらん石(ol)と大きな斜長石(pl)が観察されます。
画像について
オープン: 開放ニコル(岩石薄片を1枚の偏光板を通った光で観察する方法)
クロス : 直交ニコル(岩石薄片を2枚の偏光板の間に置いて観察する方法)
動画 : 直交ニコルの状態で顕微鏡のステージを回転した画像です。鉱物の色が変化し、まるで万華鏡を見ているようです。