- 受入番号
- 地コ34-4
- 資料名
- 安山岩(薄片)
- 展示の有無
- 有
- 法量
- プレパラート(25mm×50mm)
- 数量
- 1
- 採集地
- 秋田県男鹿市 寒風山
- 英語名
- Andesite
- 標本分類
- 岩石薄片
- 地質時代
- 第四紀
- 地層名
- 寒風山溶岩
- 資料解説
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安山岩は、太平洋をとりまく地域に多く見られる岩石です。その成因は、プレートの沈みこむところでつくられたマグマが上昇し、地表付近で固まってできたと考えられています。玄武岩より二酸化珪素の含有率が高く、その割合は52%~63%です。
この標本では斑晶鉱物として斜長石(pl)や輝石(opx)が観察されます。斑晶のまわりの石基はたいへん細粒です。
画像について
オープン: 開放ニコル(岩石薄片を1枚の偏光板を通った光で観察する方法)
クロス : 直交ニコル(岩石薄片を2枚の偏光板の間に置いて観察する方法)
動画 : 直交ニコルの状態で顕微鏡のステージを回転した画像です。鉱物の色が変化し、まるで万華鏡を見ているようです。