カルカロドン・メガロドンの歯

カルカロドン・メガロドンの歯

カルカロドン・メガロドンの歯

カルカロドン・メガロドンの歯

カルカロドン・メガロドンの歯

受入番号
地キ123
資料名
カルカロドン・メガロドンの歯
法量
高さ14.0cm
採集地
秋田県男鹿市鵜ノ崎
地層名
女川層
学名
Carcharodon megalodon
資料解説
この化石は男鹿半島の鵜ノ崎(うのさき)海岸で発見されました。現在のホホジロザメに近い種類のサメの歯の化石で、およそ1,000万年前の深い海に積もった地層に含まれていました。この歯の持ち主はカルカロドン・メガロドンと呼ばれるサメで、体長十数メートルと、ホホジロザメの約2.5倍もあったと考えられています。
この化石は歯根(歯ぐきに埋まっている部分)が多少欠けていますが、高さが14cmと、大人の手のひらほどあって、この種の化石としては最大級の標本です。この歯の持ち主は体長10m以上で、その口の大きさは横幅が2mもあり、子どもが立って入れるほど大きかったと考えられます。
江戸時代には、サメの歯の化石は「天狗の爪」と呼ばれ、平泉の中尊寺などでは、宝物として大切に保管されています。