- 受入番号
- 地サ17
- 資料名
- 秋田駒ヶ岳の火山弾
- 特長
- 1970年~1971年(昭和45年~昭和46年)溶岩
- 法量
- 長さ 約55cm
- 資料解説
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秋田駒ヶ岳(標高1,637m)は秋田と岩手の県境に位置する活火山(かつかざん)です。この火山弾は1970年~1971年(昭和45年~昭和46年)に女岳(めだけ)が噴火(ふんか)したときのものです。
まだ固まっていない溶岩(ようがん)が火口から飛び出し、空中で急に冷やされて、このような形になったと考えられます。
秋田駒ヶ岳の1970年~1971年(昭和45年~昭和46)の噴火は小規模な爆発を繰り返し、溶岩を流出するタイプでした。火山弾は約600mの高さまで噴き上げられ、火口から500mまでの範囲に分布しています。溶岩は火口の西側に流れ、長さは530mに達しました。この噴火による噴出物の重量は400万トンと推定されます。比較的穏やかな噴火だったため、男岳の山頂などには多くの見物人が繰り出し、一種の観光スポットになりました。