- 受入番号
- NMPイ17
- 資料名
- ナウマンゾウ全身骨格 複製
- 展示の有無
- 有
- 法量
- 肩までの高さ 2.4m
- 数量
- 1
- 採集地
- 北海道中川郡幕別町忠類晩成
- 英語名
- Palaeoloxodon naumanni
- 標本分類
- 動物化石(レプリカ)
- 地質時代
- 第四紀更新世
- 地層名
- ビラオトリ層
- 資料解説
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ナウマンゾウは今からおよそ40万~1万5千年前の日本にいたゾウです。明治時代に日本のゾウの化石を初めて研究したドイツ人、エドムント・ナウマン博士にちなんで名付けられました。日本各地から化石が発見され、秋田県でも男鹿市や潟上市、湯沢市から歯の化石が見つかっており、大昔の秋田にもたくさんのナウマンゾウがいたことが分かります。
ナウマンゾウは肩までの高さが2.0~2.7mと現在のアジアゾウよりやや小さめです。牙はアジアゾウより長く、長さが2mをこえるような立派な化石もしばしば発見されています。
オスの牙はよく曲がってねじれますが、メスの牙はオスに比べると短く、ほとんどねじれません。
この標本は北海道で1969年(昭和44年)に発見された化石を元に組み立てられたレプリカで、肩までの高さは2.4mあります。50歳くらいの老齢のオスのゾウと考えられます。
- 備考
- 原標本・北海道博物館蔵
- 音声解説
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ナウマンゾウ全身骨格