- 受入番号
- 地コ85
- 資料名
- 紫水晶
- 展示の有無
- 有
- 法量
- 19×17×8㎝
- 数量
- 1
- 採集地
- 大仙市協和 荒川鉱山
- 英語名
- Amethyst(Quartz)
- 標本分類
- 鉱物
- 地質時代
- 新第三紀中新世
- 資料解説
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石英の自形結晶を水晶とよび、微量の鉄イオンが含まれることにより紫色になったものを紫水晶(アメシスト)とよびます。紫外線により退色するので、保存の際は黒い布でおおう必要があります。
荒川鉱山産のこの標本は、色は薄いのですが、犬牙状の結晶群で、大きい結晶で長さ1.5㎝、直径0.7㎝ほどです。また、ところどころに重晶石と思われる結晶が溶け去った空洞があり、空洞の側面に黄鉄鉱の微晶が付着しています。