秋田駒ヶ岳の火山弾

受入番号
地イ7
資料名
秋田駒ヶ岳の火山弾
展示の有無
法量
長さ 約55㎝
採集地
仙北市田沢湖
英語名
Volcanic bomb of Akita-komagatake Volcano
標本分類
岩石
地質時代
第四紀
地層名
1970-71年溶岩
資料解説
秋田駒ヶ岳(標高1637m)は秋田と岩手の県境に位置する活火山で、この火山弾は1970-1971年に女岳が噴火したときのものです。まだ固まっていない溶岩が火口から飛び出し、空中で急に冷やされて、このような形になったと考えられます。
 秋田駒ヶ岳の1970-1971年の噴火は、小規模な爆発を繰り返し、溶岩を流出するタイプでした。火山弾は約600mの高さまで噴き上げられ、火口から500mまでの範囲に分布しています。溶岩は火口の西側に流れ、長さは530mに達しました。この噴火による噴出物の重量は400万トンと推定されます。