- 受入番号
- 地サ22
- 資料名
- 八郎潟層はぎ取り標本
- 展示の有無
- 有
- 法量
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横90×縦95㎝
- 採集地
- 大潟村
- 英語名
- Hachirogata Formation
- 標本分類
- 地層はぎ取り標本
- 地質時代
- 第四紀完新世
- 地層名
- 八郎潟層
- 資料解説
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大潟村総合中心地の地面を掘り下げ、その断面をはがしとった標本です。地表面より10~20㎝下に不整合面があり、それより上には、汽水(海水と淡水が混じったもの)に生息するヤマトシジミの化石が、不整合面より下には、海に生息するオオノガイなどの化石が含まれます。放射性炭素年代は、オオノガイが約5800年前、境界のすぐ上のヤマトシジミが約4200年前であり、このことから、この地点ではおよそ4200年前には海から切り離され、潟になったことがわかります。