ハタハタ

ハタハタ

ハタハタ

ハタハタ

ハタハタ

受入番号
生イ25-78
資料名
ハタハタ
法量
全長 20.0cm
資料解説
ハタハタは冬の貴重な食料として昔から秋田県の人たちが食べてきた魚です。秋田を代表する魚として「県の魚」に指定されています。普段は水深150~400mくらいの砂や泥の海底で生活していますが、11~12月になると浅瀬の海藻(ホンダワラなど)に卵を産みつけます。
展示している標本は産卵の様子を再現したものです。
ハタハタの卵塊(らんかい・卵のかたまり)はゴルフボールほどの大きさで1,200個ほどの卵が入っています。プツプツとした食感に特徴があり、秋田県の方言で「ブリコ」と呼ばれ珍味として親しまれています。
秋田県では初冬の雷が鳴ることが多い時季にハタハタが取れるので「カミナリウオ」という別名があります。砂に潜る習性があるので英語では「Sand Fish(砂の魚)」といいます。