ギフチョウ

資料名
ギフチョウ
展示の有無
学名
Luehdorfia japonica
和名
ギフチョウ
科名
アゲハチョウ科
資料解説
成虫は年1回、早春に現れ、県内の標高の低い所では4月下旬から見られる。幼虫はカンアオイ類の葉を食べるが、県内ではウスバサイシンを主な食草とし、標高の高い所ではオクエゾサイシンを食べている場合もある。北限の分布地である鳥海山麓では、丘陵の雑木林や若いスギ植林地から標高1100mのブナ林まで生息している。個体数は少なく、それぞれの生息地では低木や杉が茂って暗くなると衰退してしまう。