- 受入番号
- 真コ182
- 資料名
- 栖家の山
- 法量
- 縦24.0cm 横17.0cm
- 年代
- 1796年(寛政8年)
- 材質・技法・形状
- 紙本着色・冊子
- 署名・落款
- 菅江真澄(すがえ ますみ・1754年~1829年)
- 資料解説
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これは菅江真澄が現在の青森県をめぐったときの日記です。桜の咲く季節でしたので、その様子をスケッチしています。日本最大の縄文(じょうもん)時代の集落跡がある三内丸山(さんないまるやま・青森市)で土器を描いていることから、真澄の著作の中では有名な一冊です。
菅江真澄は三内丸山で見つかる土器の紋様について「縄形、布形の古き瓦」と日記に書いています。この記述から真澄はすでに、今で言う「縄文土器」の縄目模様に着目していたことがわかります。