- 受入番号
- 真3
- 資料名
- 駒形山歌集
- 法量
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縦22.6㎝ 横171㎝
- 材質・技法・形状
- 巻子
- 資料解説
- 本資料は、真澄が現在の東成瀬村桧山台付近を巡遊した文化11年(1814)8月19日の日記『駒形日記』の内容に合致します。詠歌では、語句、文字遣いに若干の差異が認められますが、旅の内容を詞書として歌を書く手法は、他の自選集とも呼ぶべき資料と共通します。『駒形日記』は、真澄自身によって破棄され、断葉一丁のみが残ったものとされていることから、第六首~第十首は、『駒形日記』の破棄部分の内容を知る上でも重要です。後部3分の1は料紙が異なることから、旧蔵者による装丁と考えられ、詠歌は、『雪の出羽路雄勝郡二』の「小安」の項にあるものと一致します。