展示概要
貝は私たちにとって食用や観賞用として身近な存在です。貝の仲間は地球上で昆虫に次いで多く、10万種以上が確認されるほど繁栄しているグループですが、その生態に触れられる機会は多くはありません。今回の企画展は、それら貝の仲間の多様な形態や生態を広く紹介します。
開催期間
2011年12月17日(土曜日)から2012年4月8日(日曜日)まで
展示構成
- 水底の宝石
タカラガイ、ホネガイなどを中心に日本産、外国産の美しい貝を展示します。 - 特異な形態と生態
「世界最大の貝」「浮く貝」「太陽を食べる貝」「危険な貝」「微小貝」など興味深い生態や形態を持つ貝を紹介します。 - 貝の仲間たち
一般的な巻き貝や二枚貝に加え、ウミウシ類、掘足類、ヒザラガイ、イカやタコなど、一見して貝の仲間に見えない軟体動物も紹介します。 - 貝クイズ
貝に関するクイズを通して、軟体類の体の構造や生態、エピソード等を紹介します。 - 貝のくらし
貝のすみかや繁殖、成長、摂餌など貝のくらしについて紹介します。 - 秋田の貝、世界の貝
秋田と世界各地に棲む貝を紹介します。 - 貝にまつわるエトセトラ
生きのびるための工夫や生息地を広げる外来種、貝毒、変異など、貝の多彩な生態や形態を紹介します。 - 貝と人
「縄文人と貝」「貝の細工」「食用の貝」「貨幣としての貝」など古くから人と関わってきた貝について紹介します。 - 渡辺コレクションについて
コレクションの概要、渡辺浩記氏の功績等について紹介します。