展示概要
秋田には、まだまだたくさんの宝物がうまっています。
宝物は、古い文書や絵画などの目に見えるものだったり、お祭りや年中行事、職人さんの技術など、目に見えないものだったりします。
中には、私たちが普段あまりにも当たり前に接していて、宝物だと気づかないものもあります。
博物館の仕事は、そうした目に見える宝物、目に見えない宝物を守って、みなさんに大切なものであることを知らせることです。
博物館には、現在約16万点の宝物が収集保管されています。
それらを全てお見せすることはできませんが、今年度、職員が新しい魅力をみつけたモノたちを、自信をもって紹介します。
新しい秋田の宝物を見つけていただければ幸いです。
展示期間
2015年11月14日(土曜日)から2016年4月3日(日曜日)まで
開館時間
9時30分から16時まで
2016年4月1日(金曜日)からは16時30分閉館となります。
休館日
毎週月曜日
月曜日が休日の場合は次の平日
無料
観覧料
無料
主な展示品
地質
化石が語る昔の秋田 秋田の化石の魅力を発見!
生物
- 産地直送秋田屋水産
- 帰化植物標本 外来種侵入の確かな証拠
考古
- 新知見、石器石材研究の最前線
- 私たちはなぜ「縄文」に惹かれるのか 縄文時代と現代
- 考古学ボランティアの活動、収蔵資料のクリーニング
民俗
- 秋田の土人形大集合!
- 嫁ぐということ
工芸
アケビ細工 中川原十郎のわざと美
秋田の先覚記念室
島田五空・多田等観の新着収蔵品
菅江真澄資料センター
近泰知著『植田の話』と真澄
関連イベント
展示解説会
毎回ひとつの部門の展示解説を担当学芸職員が解説します。
開催日:期間中の土日及び祝日
時間:14時から14時30分まで
報告会 新種のカニ化石を展示中!
現在開催中の企画展「新着・収蔵資料展」で展示中のカニ化石は、昨年10月に新種として論文で報告されたものです。
その化石発見から当館への収蔵までと、その後の研究によって新種として発表されるまでの経緯等を報告いたします。
化石を採集して当館へ寄贈くださったのは秋田市在住の五井昭一(ごい しょういち)氏、新種として論文に発表した研究者は千葉県立中央博物館の加藤久佳(かとう ひさよし)氏です。
報告では、五井氏に同席いただきます。加藤氏は報道関係者のみ電話にて取材対応していただきます。
およそ500万から300万年前の地層(天徳寺層)から産出したヒキガニ新種
開催日
2015年11月26日(木曜日)
時間
10時から
場所
秋田県立博物館 企画展示室
担当
渡部均(地質部門担当 主任学芸主事)