展示概要
秋田県と山形県にまたがり裾野を日本海まで広げる標高2,236メートルの鳥海山は、東北では2番目に高い山です。
その出で立ちから出羽富士や秋田富士とも呼ばれ、親しまれてきました。また秋田県民歌に「秀麗無比なる 鳥海山よ」と歌われているように、秋田を代表する山岳の一つに挙げられます。しかし、鳥海山は気象庁が常時観測を行う活火山の一つであり、何度も噴火と崩壊を繰り返し、その活動により現在の鳥海山とその周辺の地形、自然環境が形成されてきました。
豊かな自然環境は、国定公園として整備され、日本百名山・日本百景・日本の地質百選にも選定されています。また、昨年は鳥海山・飛島ジオパークとしての認定もされています。この展示では鳥海山の特徴的な地質や生物を紹介します。
展示期間
2017年9月23日(土曜日)から2017年11月12日(日曜日)まで
開館時間
9時30分から16時30分まで
2017年11月1日(水曜日)からは16時閉館となります。
休館日
毎週月曜日
月曜日が休日の場合は次の平日
展示構成と資料
火山
- 鳥海山の形成史
- 活火山
- 火山防災とハザードマップ
- 象潟地震
- 埋もれ木(象潟インターチェンジの工事現場から出土)
水の恵み
- 湧水の起源
- 湧水群・滝の紹介
- 海岸湧水
鳥海山の生き物
- イヌワシの生態の紹介保護の取り組み(大森山動物園、環境省)
- その他の鳥類
- 冬師湿原の昆虫
- 鳥海山で見られる植物
- 獅子ヶ鼻湿原
- 鳥海マリモ
鳥海山・飛島ジオパーク
- ジオパークとは?
- ジオパーク・各ジオサイトの紹介
関連イベント
展示解説
開催日:2017年10月1日(日曜日)、201710月15日(日曜日)、2017年10月29日(日曜日)、2017年11月12日(日曜日)
時間:14時開始(30分程度)
会場:企画展示室
事前申し込みは不要です。