重要文化財「菅江真澄遊覧記」の公開

イラスト:重要文化財「菅江真澄遊覧記」の公開 タイトル画像

展示概要

明徳館献納本「菅江真澄遊覧記」全89冊は、その来歴の確かさから国の重要文化財に指定されています。最大の魅力である彩色画について、期間を4期にわけて全356図を御覧いただきます。

イラスト:重要文化財「菅江真澄遊覧記」の公開 フライヤー

展示期間

2020年4月25日(土曜日)から2020年6月21日(日曜日)まで
注:2020年5月12日(火曜日)より開催しております。

開館時間

9時30分から16時30分まで

休館日

毎週月曜日 
月曜日が休日の場合は次の平日
2020年5月7日(木曜日)は休館となります。

主な展示資料

重要文化財「菅江真澄遊覧記」89冊の最大の魅力は、彩色された絵にあります。展示期間を4期に分けて、全356図を展示します。開帖部分は事前に告知しますので、お目当ての絵の本物を見ていただけます。

総資料点数(概数) 89点

展示構成と資料

序章 菅江真澄とは

真澄の生没年、旅の全体像、記録の価値をパネルで紹介します。

第1章 真澄の記録と重要文化財

記録の全体像を紹介した上で、重要文化財の位置づけを紹介します。

第2章 旅の見聞を記録する 日記39冊

日記を、信濃、陸奥、蝦夷地、下北、津軽、秋田享和年間、秋田文化年間、男鹿五風、1811年(文化8年)、1812年(文化9年)、図絵的日記に分けて、それらの足跡図を示します。

第3章 名どころを描く 勝地臨毫12帖

描画の地点を示します。

第4章 地域を調べる 地誌38冊

平鹿郡と仙北郡の地域図を示します。

第5章 25年目の菅江真澄資料センター

資料センターの活動を、展示活動・教育普及活動・広報出版活動・資料保存活動の4点から紹介します。また、重要文化財を見られるDVDを移設します。

写真:氷魚の村君 絵
氷魚の村君
写真:連理のイチョウ 絵
連理のイチョウ(能代市二ツ井町)
写真:椿の浦 絵
椿の浦(八森町八森椿)
写真:買い物帰りの人 絵
買い物帰りの人(秋田市・通町)

関連イベント

真澄に学ぶ教室 講話会 真澄を追った旅の思い出

開催日:2020年5月24日(日曜日)
時間:14時から15時30分まで
会場:当館1階 講堂
講師:柄澤 照文 氏(ペン画家、愛知県岡崎市在住)、永井 登志樹 氏(文筆業)
聞き手:角崎 大(当館学芸職員)
定員:80名
事前申し込みが必要となります。
注:中止いたします。

真澄に学ぶ教室 講演会 菅江真澄遊覧記、その価値と魅力

開催日:2020年6月7日(日曜日)
時間:14時から15時30分まで
会場:当館1階 講堂
講師:石井 正己 氏(東京学芸大学教授)
定員:80名
事前申し込みが必要となります。
注:中止いたします。

真澄に学ぶ教室 講話会 真澄展覧会、18の視点を聞く

開催日:2020年5月2日(土曜日)、2020年5月16日(土曜日)、2020年6月13日(土曜日)、3回連続
時間:14時から15時30分まで
会場:当館1階 学習室
講師:松山 修(当館学芸職員)
定員:40名
事前申し込みが必要となります。
注:中止いたします。

ビデオ上映会「菅江真澄の旅」2002年紀伊國屋書店制作

開催日:2020年5月8日(金曜日)、2020年5月22日(金曜日)、2020年6月12日(金曜日)
午前:10時から12時30分まで 真澄の生涯、青森・津軽編、岩手編 各編約45分
午後:13時30分から16時まで 北海道編、青森・下北編、秋田編 各編約45分
会場:当館1階 スタディルーム(菅江真澄資料センター隣り)
定員:30名
観覧料:無料
事前申し込みは不要です。定員内出入り自由となります。
注:中止いたします。

展示解説会

日時:2020年5月9日(土曜日)、2020年5月30日(土曜日)、2020年6月20日(土曜日)
時間:10時から10時50分まで
解説:角崎 大(当館学芸職員)
定員:なし
参加費:無料
事前申し込みは不要です。
注:中止いたします。

Copyright (C) Akita Prefectural Museum, All Rights Reserved.