展示概要
当館では、菅江真澄研究に大きな足跡を残した内田武志の資料を「内田文庫」として所蔵しています。内田文庫は、兄武志とともに真澄研究をおこなった妹ハチから寄贈された資料と、その後、武志・ハチ両氏の関係者から断続的に寄贈された資料からなります。
今回の企画コーナー展では、内田武志による民俗及び真澄に関する研究史を展示の柱として、なかでも寄贈資料のうち、当館にとっての新資料を中心に紹介します。
展示期間
2020年10月17日(土曜日)から2020年12月6日(日曜日)まで
展示構成
- 資料の性格
- 静岡・東京時代 武志の民俗学研究 (昭和5年から昭和17年)
- 秋田での真澄研究(昭和20年から昭和29年)
- 盲人教育への関わり(昭和27年から昭和36年)
- 真澄研究の再開と現代語訳の出版(昭和36年から昭和46年)
- 全集の出版、武志の死(昭和43年から昭和55年)
注:研究史の年代については、重複する場合があります。