蓑虫山人と考古資料 第2回目

展示概要

 蓑虫山人(本名土岐源吾)は、1836年(天保7年)に現在の岐阜県安八町に生まれ、14歳で諸国放浪の旅に出ました。東北地方には1877年(明治10年)頃に足を踏み入れ、各地の風景や民俗、考古資料などを数多く描き残しています。当館所蔵の『蓑虫仙人画記行』には、人面付環状注口土器のほか、秋田で出会った考古資料とその収集家が登場し、考古学黎明期の状況を今に伝える貴重な資料となっています。

第2回目となる2021年6月1日(火曜日)からの可変展示では、秋田師範学校の出身で考古資料の収集や研究に取り組んだ、佐藤初太郎に関する資料をご紹介いたします。

展示期間

2021年6月1日(火曜日)から2021年8月11日(水曜日)まで

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