展示概要
深澤多市は私財をなげうって秋田叢書を世に送り出しました。多市の学問の礎となった漢詩文の学びや官吏生活での交流をまじえながら、叢書刊行の礎となった地域研究と真澄研究の足跡を資料や刊行物などから紹介します。
展示期間
2022年4月29日(金曜日・祝日)から2022年7月3日(日曜日)まで
開館時間
9時30分から16時30分まで
休館日
毎週月曜日
ただし休日と重なったときはその次の平日
観覧料金
無料
主な展示資料
総資料点数(概数) 約250点
- 月の出羽路仙北郡第25巻模写絵
- 「多市」と名付けられた紙製品
- 秋田家文書のうち非現存資料の写しと写真
- 戎谷南山画の土器図
- 非現存板碑の拓本
- 菅江真澄の非現存遺墨資料の写真
展示構成
- 第1章 深澤多市の生涯
菅江真澄肖像画、多市胸像、多市肖像画、新聞記事、多市使用の文具類、印鑑、原稿用紙など - 第2章 秋田叢書の刊行
本巻及び別集の原稿、出版契約書、申込み葉書、秋田叢書刊行会会員名簿、銅版、仙北郡25巻原稿、底本の書物、国本善治校正書簡、由利太平記、支払い請求書、別集菅江真澄集広告掲載の新聞など - 第3章 漢詩文の学び
多市著作物、漢詩編纂物、掛軸、扁額、漢詩文蔵書など - 第4章 官吏生活の中で
履歴書、任命書、熊野郡長関係資料、中山人形、絵葉書、意匠図譜、喜田貞吉との交流を示す書簡など - 第5章 地域の探究
「我村の歴史」「秋田考古会」「小野寺氏研究」等の関係刊行物、新聞投稿、古文書写しなど - 第6章
菅江真澄遺墨、写本、写真、未刊行の原稿など
関連イベント
新型コロナウイルスの感染状況によっては、中止や延期となる場合もございます。ご了承ください。
ご来館の際は、マスクの着用、検温、手指消毒等をお願いします。
展示解説会
企画展の展示資料の解説を行います。
開催日:2022年5月21日(土曜日)、5月28日(土曜日)、6月11日(土曜日)、6月25日(土曜日)
時間:いずれの日も10時から50分程度
会場:秋田県立博物館2階 企画展示室
講師:松山 修 氏(前・当館学芸職員)
定員:20名程度
参加料:無料
事前申し込みは不要です。開始時刻までに会場へお越しください。
ただし、団体でご参加希望の場合は、事前にお申し込みください。
イベントは終了しました。