展示概要
刺し子とは、全国的に普及していますが、特に東北地方でよく見られる裁縫の技法のことです。
麻布や木綿布が貴重だった時代、布を何枚も重ねて縫い、丈夫にして破れにくくしたり、破れたところを縫って布を使い続けたりしたことから刺し子は生まれました。
はじめは単純なぐし縫いが多かったのですが、女性達の発想によってさまざまな模様の刺し子が生まれました。
刺し子は衣類だけでなく、風呂敷やふきんなどにも用いられるようになり、布を補強するだけでなく、日常に使う布類を華やかに彩るものとして現在も親しまれています。
展示期間
2022年9月29日(木曜日)から2022年11月15日(火曜日)まで