勝平得之は、生涯秋田を離れることなく秋田の風俗を描き続けた版画家です。
地元を離れることなく秋田の風俗の美しさを見出すという至難の技をやってのけた得之のふるさと秋田への想いを紹介します。
展示構成
- 版画家の道への助走
- 得之を導く農民美術運動
- 二足のわらじを履く
- 版画家・勝平得之誕生
- 地元秋田から世界へ
- 地元のネットワーク
- 版画に込めた想い
主な展示資料
総資料点数(概数)約60点
- 勝平得之の初期の作品(新聞投稿図版・版画作品)(秋田市立赤れんが郷土館蔵)
- 角館町の日本画家田口秋魚との書簡(秋田県立近代美術館蔵)
- 制作を支えた写生帖や色見本帳(秋田市立赤れんが郷土館蔵)
展示解説資料について
展示解説資料は先覚記念室で来館者のみなさんへ配布いたします。
関連イベント
特別講演会
演題:「ふるさとへのまなざし 版画家勝平得之と秋田の風俗」
講師:加藤隆子 氏(秋田市立赤レンガ郷土館元学芸員)
開催日:2023年10月29日(日曜日)
時間:14時から15時30分まで
場所:本館1階 講堂
定員:80名 参加無料
事前申し込みが必要となります。
ギャラリートーク(展示解説会)
開催日:2023年10月8日(日曜日)、10月22日(日曜日)、11月5日(日曜日)、11月19日(日曜日)
時間:11時30分から12時
講師:当館学芸職員
場所:本館2階 秋田の先覚記念室
事前申し込みは不要です。