展示概要
湯沢の七夕絵どうろうは今から300年ほど前、佐竹南家義安に輿入れした京都鷹司家の姫が、京都を懐かしがって屋敷内に七夕の短冊や灯籠などを飾ったことがはじまりといわれています。この行事は、かつては旧暦の7月6日から7日に行われていました。旧暦の7月初旬は新暦で8月になりますので、現在は8月5日から7日の3日間行われています。
湯沢の絵どうろうは美人画を題材としたものがよく知られていますが、昔話の題材や七福神などのめでたい絵柄も好んで描かれました。趣向をこらした絵どうろうや七夕飾りをつけた笹飾りは7日の夜まで通りを飾ります。その後は物干し竿や、畑の「すずめぼい(雀除け)」などに再利用されました。
展示期間
2024年7月4日(木曜日)から2024年8月30日(金曜日)まで
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