地誌 月の出羽路 仙北郡を読む 1期

展示概要

真澄は文政7年(1824)から同12年(1829)にかけて、秋田藩領六郡の地誌編纂に取り組みました。この地誌編纂は、それまでの旅の中で得た知識や経験を十分に生かすことのできる、真澄にとって集大成ともいえる事業でした。真澄が作成した地誌のうち、今回展示で取り上げるのは、地誌「月の出羽路 仙北郡」です。これは現在の大仙市・美郷町のほぼ全域と仙北市・横手市の一部の地域について、真澄が文政9年(1826)から同12年(1829)にかけてまとめたものです。
本展ではこれらの地域を、かつて13あった旧市町村ごとに内容を整理し、第1期・第2期の2回に分けて紹介します。第1期は旧協和町・旧西仙北町・旧南外村・旧太田町・旧仙北町・旧大曲市・旧神岡町の7つの旧市町村を取り上げます。
本展が地誌「月の出羽路 仙北郡」の魅力を知るきっかけとなれば幸いです。

展示期間

2024年7月27日(土曜日)から2024年9月23日(月曜日・祝日)まで

会場

1階 菅江真澄資料センター

Copyright (C) Akita Prefectural Museum, All Rights Reserved.