秋田市出身の石井露月は、「近代俳句の父」と呼ばれた正岡子規の高弟であり、秋田をはじめとする地方の俳壇の活性化に尽力した俳人です。その傍らで、地元女米木で医院を開業し、医師として故郷を支え、その発展に貢献した人物としても知られています。
本展では、露月の生涯とその功績について、解説と著書や直筆資料などの展示で紹介します。
展示構成
- 生い立ち
- 東京へ
- 医師露月誕生
- 子規逝く
- 故郷を想う
- 星になる
主な展示資料
総資料点数(概数)約40点
- 著作、関連雑誌、書簡、短冊(秋田県立図書館蔵)
- 著作、原稿、短冊(あきた文学資料館蔵)
- 自筆の掛軸、原稿、遺品(秋田市立雄和図書館蔵)
- 医術試験関連証書、診察日誌、銀婚式記念品(個人蔵)
関連イベント
特別講演会
演題:「俳人・医師 石井露月」
講師:京極雅幸 氏(あきた文学資料館顧問)
開催日:2024年10月27日(日曜日)
時間:13時30分から15時30分まで
場所:本館1階 講堂
定員:80名 参加無料
事前申し込みが必要となります。
ギャラリートーク(展示解説会)
開催日:2024年10月6日(日曜日)、10月20日(日曜日)、11月17日(日曜日)
時間:13時30分から14時
講師:当館学芸職員
場所:本館2階 秋田の先覚記念室
事前申し込みは不要です。