秋田県立博物館

Akita Prefectural Museum  


ふるさとまつり広場



       
昔の遊び~秋田の凧~ 
                            12月1日(木曜日) から 令和5年2月7日(火曜日)
秋田の凧 展示風景
 細い竹などを骨にして紙を貼り、糸を付けて空に飛ばす玩具のことを凧といいます。
 日本で凧が流行したのは江戸時代初めからで、明暦年間(1655~57)には市中往来の妨げになるとして、たびたび禁止令が出されたほどです。庶民の生活が安定したことと、凧絵の題材となる浮世絵の隆盛が、凧の流行にもつながりました。
 秋田でも、参勤交代の土産などによって江戸の凧が伝わり、江戸時代中期頃から秋田独自の凧が作られるようになりました。秋田の凧は、弱風用の帆凧と、強風用の的凧とがあり、大正時代頃までには、帆凧には「べらぼう」や「だるま」が描かれ、的凧には武者絵が描かれました。帆凧も的凧も、骨組みは縦10に対して横7と比率が決まっており、江戸凧より若干幅広く作られました。
展示風景  
秋田の凧 展示風景  秋田の凧 展示風景
展示風景 展示風景(湊凧)
   
   
   
巧みな手仕事~刺し子~ 
                            9月29日(木曜日) から 11月15日(火曜日)
長着と 袖なし  刺し子とは、全国的に普及していますが、特に東北地方でよく見られる裁縫の技法のことです。
 麻布や木綿布が貴重だった時代、布を何枚も重ねて縫い、丈夫にして破れにくくしたり、破れたところを縫って布を使い続けたりしたことから刺し子は生まれました。
 はじめは単純なぐし縫いが多かったのですが、女性達の発想によってさまざまな模様の刺し子が生まれました。
 刺し子は衣類だけでなく、風呂敷やふきんなどにも用いられるようになり、布を補強するだけでなく、日常に使う布類を華やかに彩るものとして現在も親しまれています。
長着と袖なし  
長てぬぐい  デダジマエダレ
長てぬぐい デダジマエダレ
   
   
夏のまつり~七夕絵どうろう~ 
                            7月7日(木曜日) から 8月31日(水曜日)
絵どうろう  七夕絵どうろうは今から300年ほど前、佐竹南家義安に輿入れした京都鷹司家の姫が、京都を懐かしがって屋敷内に七夕の短冊や灯籠などを飾ったことがはじまりといわれています。この行事は、かつては旧暦の7月6日から7日に行われていました。旧暦の7月初旬は新暦で8月になりますので、現在は8月5日から7日の3日間行われています。
 湯沢の絵どうろうは美人画を題材としものがよく知られていますが、昔話の題材や七福神などのめでたい絵柄も好んで描かれました。趣向をこらした絵灯籠や七夕飾りをつけた笹飾りは7日の夜まで通りを飾ります。その後は物干し竿や、畑の「すずめぼい(雀除け)」などに再利用されました。
絵どうろう  
絵どうろう  絵どうろう
 展示風景  展示風景
   
   
子どもの成長を願う~鹿島船~ 
                            4月21日(木曜日) から 6月21日(火曜日)
鹿島船  鹿島様は、茨城県鹿嶋市にある鹿島神宮にまつられる神様です。千葉県香取市にある香取神宮とともに、本州の東端を守護する神様としてまつられています。
 県内での鹿島信仰は、江戸時代に佐竹氏が常陸から移封された際にもたらされ、それが文化元年(1804)の象潟地震等の災害によってさらなる広がりをみせたと考えられています。
 秋田県内では、カシマ様と称するワラ人形を川に流したり、村境に立てたりする行事が、田植え前後から6月頃にかけて行われます。また、子どもが中心となった鹿島流しも行われており、子どもたちの健康と安全、成長を願って実施する地域もあります。秋田県内で盛んに行われている鹿島流しは、集落に入ってくる悪いものをはらうことを目的とする行事ですが、豊作祈願や船舶の安全祈願など、多様な意味もこめられています。
 鹿島船  
鹿島船  鹿島船
 
   
   
   
 
   
   


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