博物館において調査研究活動は、博物館における諸活動の根幹となるもので、博物館機能の主要なものです。当館では8部門からなる「部門研究の推進」と、「共同研究、地域研究、博物館学的研究の推進」の2つをテーマとして調査研究活動を行っています。部門研究は展示活動や教育普及活動をはじめとして、研究報告などでもその成果を皆さんにご紹介しています。以下は秋田県立博物館における調査研究テーマですが、部門研究と地域研究は各部門ごとに、博物館学的研究と共同研究につきましてはテーマのみを記しています。
考古 | 秋田県内出土の玦状耳飾について 大正後期から昭和初期における秋田の考古会の情勢について ~深澤多市関連資料を中心として~ |
歴史 | 土崎湊小宿松本家の業態 館所蔵の城絵図および関係資料の調査 |
民俗 | 収蔵資料の調査 甲子園の土の生みの親 石川真良について |
生物 | 金足地区周辺の鳥類相の調査 秋田の外来生物 |
地質 | 秋田県内のコンクリーションについて 秋田県の石材 |
工芸 | 秋田県内における漆工に関する調査~紫塗~ 秋田県で生産された布・衣類について~素材と生産形態~ |
先覚 | 先覚者・近江谷栄次と小牧近江父子の展示へ向けての調査 |
真澄 | 展示公開に向けた深澤多市資料の整理 真澄が記録した雨乞習俗に関する内容についての整理と展示公開 |
博物館学的研究 | 企画展示室の可能性 「美の國の名残」による実践 収蔵庫整理と資料リスト作成 |